ABOUT PROJECT/プロジェクトの主旨


1、札幌から世界に発信できるような、質の高い作品(およびダンス作家)を輩出する事を目標とする。

2、ダンス作家による作品づくりをプロデューサー、ドラマツルグ、舞台監督がサポートする

3、観覧者ではなく支援者を募り、ダンス作家・裏方・支援者の三者が協力し合って作品を作り上げる


作品をつくるのはあくまでも作家であるが、一人のダンス作家が客観的に作品を捉え表現してことは困難を極める。
その時、ダンス作家を支えるのがプロデューサーやディレクター、ドラマツルグ、舞台監督などといった影の存在である。
一言でそれらの役割を説明するのは難しいが、彼らの役割は演出に関わる世界観やテーマ決め、キャスティング、音、照明、美術、打ち出し方など、作品づくりの全体に関わることを戦略的に考えることである。
作品の強度を高める上では非常に重要であり、また、作家の作家性を高める上でも大いに利用価値価のあるものである。

今回の試みとしては、あくまでも作品はダンス作家が主体性を持ち制作してもらうが、ダンス作家だけでは到達できない次元を目指し、プロデューサー、ドラマツルグ、舞台監督と一緒に作品づくりの方法論を構築していき、ダンス作家としての新しいステップを踏める場を創造することである。


PROCESS OF THE PROJECT/プロジェクトの流れ


1、ダンス作家の応募 2016年2月14日まで

2、ダンス作家の審査・選出 2016年2月下旬

3、ドラマツルグを交えてリハーサル開始

4、支援者の募集

5、公開リハーサル   2016年6月12日(日)、26日(日)

6、ワークインプログレス(中間発表)&レセプションパーティー  2016年7月2日(土)

7、コンクールへの応募 2016年9月前後

8、劇場での公演 2016年10月末予定

最終的な目標は道外のコンクールに選出され、作品を発表することになります。



SUPPORT/作品の支援について


「ダ COMPETITON」では、皆様には観覧者ではなく、プロジェクトの支援者(共謀者)として関わっていただきたいと考えています。
出来上がった作品を見るだけではなく、作品を作る過程のドキュメンタリーも共有できればと考えています。

支援者として支援いただく方にはワークインプログレス(制作過程の発表)の観覧はもちろん、公開リハーサル、制作状況のドキュメンタリー動画、完成作品の動画、WEB情報の閲覧、道外のゲストダンス作家の批評コメントを見ることができるなどの特典をつけさせていただきたいと考えています。
特典の内容に関しては、支援金額に応じて対応させていただきます。

コンテンポラリーダンスというものの理解を深めていただくために、またコンテンポラリーダンスを見る人々と私たちとの間に前向きな関係を創造するために、私たちは新しいイベントの方法論を考えました。
これはあくまでも完成型ではありませんが、札幌のコンテンポラリーダンスシーンの発展と向上のために皆様に是非ご理解とご協力いただきたいと考えていおります。


ご支援料金A  1500円  7月2日(予定)に行われるワークインプログレス観覧のみ
ご支援料金B  2500円  ワークインプログレス観覧+支援者特典



○支援者特典
・WEBでの制作過程(ドキュメンタリー映像)の閲覧
・公開リハーサルへの参加権(6月12日、26日)
・道外からのゲストコメンテーターの批評コメント動画などの閲覧
・完成作品の動画の閲覧
・レセプションパーティーへの参加(作家やダンサーとの交流イベント、ワークインプログレスの後に開催予定)


○ゲストコメンテーター : 平原慎太郎氏、石井則仁氏、渡部倫子氏、東海林靖志氏ほか数名の予定


PAYMENT/ご支援方法について


ご支援方法のお支払いに関しましては、下記のどちらかよりお願いいたします。
原則として前払いとなります。

1、PEATIXを利用する(クレジットカード、PAYPAL、コンビニ、ATMに対応)
ダ コンペティション特設ページはこちら
2、CONTE-SAPPOROにて現金でお支払い(原則として前払い)
必ず事前にメールでお申し込みください。info@conte-sapporo.comまで




PROFILE/プロフィール


関 あさみ/Asami Seki(琴似バレエ研究所)
札幌出身。3歳よりバレエを始める。
2000年からアメリカのウォルナットヒル芸術高校にスカラーシップを得て留学。
在学中に第3回ユースアメリカグランプリ、札幌大会にてトップ12、ニューヨークファイナルにて第1位を受賞する。
この時期からダイアン アーヴァ二テスの下で振付を学ぶ。

2004年卒業と同時にニューヨークに拠点を移し、フルスカラーシップを得てジョフリーバレエスクールに在籍する。
ジョフリーバレエアンサンブルのメンバーとして、カンパニーツアー等に参加する。
2006年発表”Gnossienne"が高い評価を得て、ニューヨークマダムタッソー美術館にて開催された、コンテンポラリープログラムへの出品作品に選ばれる。
また、2000年ジョフリーバレエサマースクールにても同作は再演される。

2007年アメリカナシュビルバレエ団入団。クラシックバレエ作品の他、ネオクラシック、コンテンポラリーの作品を数多く踊る。
2009年帰国後は札幌の琴似バレエに所属し、ユニットリトルバレエ、フェアウェルバレエ、スターズ&ドリームス等の公演に出演。プリンシパルロールを多数踊る。
また、振付家としても活動を始め、クラシックバレエ作品、コンテンポラリー作品を手掛ける。

2011年ドレスデン国際バレエサマースクール受講。
同サマースクール主催のマリーナ アントノヴァより招待を受け、2012年ドイツ短期留学。
2014年ニューヨークにて、コンテンポラリーマスターズシリーズ受講。
2013年より、琴似バレエにて教師を務める。

http://www.asamidance.com/


STAFF/スタッフ


ドラマツルグ 齋藤 智仁

1984年、釧路市生まれ。 高校生の頃にブレイクダンスをはじめ、卒業後上京しストリートカルチャーに傾倒する。 北海道に拠点を移してからはコンテンポラリーダンスや舞踏、即興舞踊の世界観に触れ表現のフィールドを移していく。 現在は、美術家として身体表現で培ってきたものを基礎に「123」という数字を使い平面や造形、また詩などの作品を制作し、様々なフィールドで活動を続けている。 舞台作品の振り付けや演出なども継続的におこない発表している。

Photograph Takeshi Oda

プロデューサー 森嶋 拓

16歳でストリートダンスを始め、19歳頃よりプロダンサー・インストラクターとして活動を始める。 ダンススタジオや専門学校などで指導、21歳でダンススタジオを主宰。 26歳前後からダンスとの向き合い方が変わり、舞踏やコンテンポラリーダンス、アートなどに興味を持ち、イベントや舞台を主催するようになる。 2012年に「CONTE-SAPPORO Dance Center」を数名の仲間と共に作る。 現在は北海道のコンテンポラリーダンス・舞踏シーンを広げるべく、広範囲に活動中。

CONTE-SAPPORO Dance Center プロデューサー
北海道コンテンポラリーダンス普及委員会 委員長
Avant Dance Committee 副代表
飛生芸術祭 TOBIU CAMP ダンスディレクター

舞台監督 櫻井 ヒロ

フランス在住時(2006〜2008)から独学でダンスワークショップを始める。子どもから高齢者まで参加できる「教文コミュニティダンス部」では、ファシリテーターとして参加者一人一人の身体の持つドラマに着目した作品創作を行う。2013年にはダンス部部員達と共に作った「13番目の月」を札幌コンカリーニョでJCDN「踊りに行くぜ‼︎」Ⅱ vol.3で上演。2014年には京都芸術センター主催のdance4allにて、全国公募作品の一つとして「あしあと」を再演した。 2016年札幌市教育文化会館主催 高校生演劇ワークショップ+発表公演 平田オリザ作「転校生」演出/振付



DANCER/ダンサー


松尾 詩織/Shiori Matsuo

Takako Classical Ballet助教師。 19歳の時に、カナダに短期留学。 Takako Classical Balletでクラシックバレエを学び、コンテンポラリーではMike Fothergill、渡部倫子、キミホ・ハルバート、篠原憲作の作品に出演する。
第13回 北海道バレエコンクール 創作部門 最優秀賞
第8回 ザ・バレコン 札幌 YL&YM部門 1位

坂本 菜々子/Nanako Sakamoto

1997年生まれ。 小学校一年生から7年間モダンダンスを習う。 中学2年生の時に鈴木明倫さんに出会い、以来ジャズダンスやコンテンポラリーダンスを中心に踊っている。
2012年 鈴木 明倫自主公演「モルゲンロート」出演
2014年 「踊りに行くぜ‼︎セカンドvol.4」Bプログラム出演
2016年 「SAPPORO CONTEMPORARY DANCE SELECTION」河野千晶作品/ソロ出演

平野 琴音/Kotone Hirano

北海道清里町出身。 2歳から日本舞踊、5歳からクラシックバレエを習う。 ミュージカル女優を目指し札幌の音楽高校へ進学、声楽を専攻する。 卒業後、札幌で舞台やミュージカルに出演。 しかし多国籍なシェアハウスで暮らすうちに、HIPHOPカルチャーの虜に。 19歳から本格的にHIPHOPに移行し、現在はクラブイベントなどを中心に活動中。

小田川 奈央/Nao Odagawa

5歳からクラシックバレエを習う。17歳でベルギーのバレエ学校へ留学し、卒業後オランダのアートスクールのモダンシアターダンス科へ入学。 そこでコンテンポラリーダンスを始め、他多数ジャンルのムーブメント、振付、舞台演出などを学ぶ。 2014年より札幌を拠点に活動中。 CONTE-SAPPORO主催公演、2015年度・冬札幌演劇シーズン劇団千年王國より「ローザルクセンブルク」等出演。






MOVIE/ドキュメンタリー映像


支援者特典であるドキュメンタリー映像です。
「無料」と表示されている動画はどなたでもご覧いただけます。


ダ COMPETITION 紹介動画(無料)



ダ コンペティション1回目
「作品のテーマ、作品づくりの方法論について」 【支援者用】