石井則仁「がらんどうの庭」空間美術展&舞踏公演

枯れても美しい華々
ただただそこに在る余白の庭
今この瞬間、自分だけの時間を生きよう
死に向かって進んで行く生花たち。天から咲き、溶液に浸かり、羽となり、様々な形で死してなお美しくあり続ける花々。
花のみで構成された圧巻かつ壮大なインスタレーション。そして生と死を扱い受け取る側によって美しくも醜くもなる舞踏公演。
世界で活躍し、踊り手として人間の心理に働きかける石井則仁の初の空間美術作品が、ここ札幌に出現する。
「古来より死は私たちの隣にいた身近な存在。生あるものはいつか死に、それが他のものに影響を与え、また新たな生が生まる。
 人も花のように他に影響を与え続けることはできる。死を感じることで、”生きること”に実感が持てる。」
本展/公演は、生と死、そしてその時間経過をテーマにした空間そのものが作品として提示されています。
時間の経過により変化していく花の姿には、生あるものが朽ちていく儚さとともに、
最後まで咲き誇ろうとする力強さを感じることができます。
生命の朽ちていく過程にも美は存在し、その先にある「残骸 = がらんどう」からは、無言の存在力を感じていただく機会とします。
自身の第六感を感じに来てください。
 
2021.9.25 (Sat) – 10.2(Sat)
展示:10 : 00 〜 17 : 00 / 30日(木) メニュー縮小 営業 (ドリンク・スイーツのみ)
公演:18:45 開場 19:00 開演 / 初回 3,000円 2回目以降 1,000円 (1ドリンク別途オーダー)
会場・共催:Agt
〒064-0916 北海道札幌市中央区南16条西4丁目1−10
展示コラボレーション:小野梨花・スズキ ヤスヒロ・たぶんひも・福村由美子
 
 
■ New Butoh Performance / 新作舞踏公演
「朽ちてなお」(仮)
死体が転がっている
そこから生まれてくる物語はどう繋がるのか
毎日同じ振り付けをする中、空間は変容し共演者が変わることで
観客の見る世界が毎日変わる公演となっています。
石井則仁が紡ぎ出す生への希求をご覧下さい。
18:45 開場 19:00 開演
初回 3,000円 2回目以降 1,000円
出演:石井則仁 & Collaboration Artist
   ※毎日共演者が変わります。下記共演者をご覧下さい。
Collaboration Artist / 共演者
9/25 (土) 野瀬 栄進(ピアニスト)
9/26 (日) 吉田 野乃子 (サックス奏者)
9/27 (月) 茂呂 剛伸×福田ハジメ (ジャンベ奏者 × ピアニスト)
9/28 (火) 留美ととりふね (アコースティック & 歌うたい)
9/29 (水) 早乙女 宏美 (切腹)
9/30 (木) 吉田 成道 (ディジュリドゥ)
10/1 (金) あら ひろこ (カンテレ奏者)
10/2 (土) 嵯峨 治彦 (馬頭琴)
※出演者のプロフィールは WEBをご覧下さい
http://deviate-co.com/pg133.html
 
 
■Workshop / ワークショップ
「身体瞑想 脱RIKIMI」
石井則仁が作り出した身体瞑想メソッド「脱RIKIMI」が札幌に上陸。
自身を内観し、その瞬間そこに存在することができる脱RIKIMIを
ご堪能下さい。
9/30 (木) 14 : 00 〜 15 : 30 ※展示は休館
参加費:3,000円
講師:石井則仁
定員:7名
脱RIKIMIとは?
脱RIKIMIは、動きながら瞑想するメソッドです。
昭和以降、ものすごいスピードで情報が行き交うようになり、その社会の中で人々の体はよりテンションを使い生活するようになりました。情報社会になったことで脳は常にフル稼働状態になっています。
脱RIKIMIは最小限のエネルギーで動き続ける中で集中深度を深くし内観して行きます。
誰でも参加可能です。是非、内なる自分に会いに来て下さい。
 
 
■Profile / プロフィール
石井則仁 演出振付家 / 舞踏家
17歳からストリートダンスを踊り始め、様々なダンスコンテストにて入賞。スガシカオやDJOZMA、坂本冬美や中村美律子など数々のアーティストのバックダンサーやCM・テーマパークダンサーなどで活躍後、2006年活動場所を舞台空間へ移行。過去に様々なDance Companyの国内外の公演に参加する傍ら、故 蜷川幸雄や宮本亜門
        の演劇作品にも出演。
2007年よりソロ活動を開始し、現代人の肉体に宿る狂気と普遍性のある美をコンセプトに人間の心理に働きかけ、社会の真理を問う舞台芸術作品を作り続ける。
2013年ソウルインターナショナルコレオグラフィーフェスティバルにてJury prizeを受賞。2015年に同フェスティバルにてSCFアワードを受賞。初の2度受賞という快挙を遂げる。
2010年 世界45カ国のべ700都市以上で公演をしている舞踏カンパニー山海塾に在籍し、自身の活動も含め27カ国70都市以上で公演を行う。
2021年、元バレエダンサーの草刈民代が芸術監督を務めた「CHAIN of INFINITY」公演に振付家として参加し、舞踏の新しい一面を提示すると共に、多大な評価を得る。
山海塾の舞台美術に携わる中、空間美術に興味を持ち2017年より空間美術展「がらんどうの庭」を開催。2020年には松本PARCOにて開催。
今年2021年には3都市4会場にて開催予定。
 
 
会場:Agt
〒064-0916
北北海道札幌市中央区南16条西4丁目1−10
地下鉄南北線「幌平橋」駅から徒歩4分
https://moku.jp/agt/access/
 
予約・問い合わせ
tel : 080 – 5826 – 0988 (福村)
mail:co.deviate@gmail.com
 
感染拡大防止対策を講じた上で開催を予定しております。一部プログラムを変更する場合もございますのでご了承ください。公演観覧・ワークショップご参加頂く際は、必ず事前予約を行ってください。展示の観覧のご予約はいりません。
また、今後の状況によって開催中止となる可能性もございます。
ホームページ・SNSにてお知らせしますのでご確認下さい。
 
 主催:石井則仁事務局
 共催:Agt
 動画撮影:溝口 俊茂
 Special Thanks:田中 千紗子