ABOUT PROJECT/プロジェクトの主旨


いまとなっては世界にその名を轟かす舞踏/BUTOH。
舞踏の始まりは伝説の公演「禁色」であったと言われていますが、その禁色で舞踏の創始者・土方巽氏とデュオで競演されたのが大野慶人さんです。
大野慶人さんは、舞踏界では土方巽氏と並ぶ最重要人物である大野一雄氏のご子息でもあります。
慶人さんご自身も国内外で高い評価と尊敬を集めており、現存する舞踏家の中では最も影響力のある人物といえます。
「一輪の花を持って歩いている姿を見て、何故だか涙が止まらなかった」とも言われる大野慶人さんの踊りを、ぜひ北海道の方に見ていただきたくて企画しました。
北海道で見られるのはこれが最後かもしれません。ぜひお見逃しのないようお願いいたします。





PROJECT INFO/公演の概要


本企画は来年2月に開催される「札幌国際舞踏フェスティバル2017」のプレイベントという位置づけで開催するプロジェクトで、「シンポジウム」「舞踏公演」「舞踏ワークショップ」から構成されます。


舞踏シンポジウム 「昭和の軌跡と未来への舞踏。」〜美術、文学、映画とあらゆる分野を渡った舞踏の再考と検証から〜
7月14日(木) 開場19時 開始19時半
会場:ターミナルプラザことにPATOS  〒063-0811 北海道札幌市西区琴似1条4丁目
料金:1,500円  公演とのセット料金4,000円

出演:
大野慶人(大野一雄舞踏研究所)
溝端 俊夫(有限会社かんた)
中島洋(シアターキノ代表)
端聡(CAI代表)
こしばきこう(風蝕異人街顧問)
田仲ハル(舞踏手)
司会:森嶋拓(CONTE-SAPPORO代表)


舞踏公演「花と鳥 舞踏という生き方」
会場:ターミナルプラザことにPATOS  〒063-0811 北海道札幌市西区琴似1条4丁目
7月15日(金) 開場19時半 開演20時
7月16日(土) 開場18時半 開演19時
前売り:3,000円 当日:3,500円  シンポジウムとのセット料金4,000円

出演:大野慶人
照明:國府田典明
音響:溝端俊夫
衣装:大野悦子、金光圭子


大野慶人舞踏ワークショップ
7月17日(日) 時間:13時から16時まで
会場:レンタルスペース ベガ 〒063-0811 北海道札幌市西区琴似1条4丁目1-29
料金:3,000円


平成28年7月14日(木)~平成28年7月17日(日)
主催:北海道コンテンポラリーダンス普及委員会
助成:公益財団法人北海道文化財団





PROFILE/プロフィール





大野慶人(おおのよしと)

1938年東京に生まれる。

1959年土方巽の「禁色」で少年役を演ずる。
60年代の暗黒舞踏派公演に参画。
69年初リサイタル後に舞台活動を中断、85年「死海」で大野一雄と共演、カムバックした。
86年以降大野一雄の全作品を演出。
近作にヴッパタール舞踊団ダンサーとの共演「たしかな朝」(2010)、音楽家アントニーとの「Antony & Ohnos」(2010)。
ソロ作品「花と鳥」(2013)はヨーロッパ(2014)、ブラジル(2015)を巡演。

著書に『大野一雄 魂の糧』(フィルムアート社)、『舞踏という生き方』(かんた)。





RESERVATION/ご予約方法について


ご予約は「氏名、観覧希望日、枚数」を明記の下記にお願いします。

メール:info@conte-sapporo.com 必ず返信しておりますので、届かない場合はお手数ですがご連絡ください。
電話 :080-5591-0098(森嶋)