Column
CONTE Dance Productionのプロデューサー森嶋による不定期コラムです。
公演などのレポートや、身体表現について感じたことを書いています。
This is an irregular column by Hiroshi Morishima, the producer of CONTE Dance Production.
He writes reports on performances and his feelings about physical expression.
Sorry for the Japanese posting only.
「予定調和な身体にならないこと」熊谷拓明さんワークショップオーディションを終えて
2024年9月3日から4日まで2日間にわたり開催された熊谷拓明さんのワークショップオーディション。 このワークの中では人と人の関わり、空間や時間との関わりについ…
自分が開墾するのではなく、皆さんに開墾してもらっていたこと/CONTE-SAPPORO振返り映像の制作現場より
ただいまCONTE-SAPPOROを振りかえり中です 「CONTE-SAPPORO Dance Centerとは何だったのか」 このテーマを題材にただいま振り返…
作品に影響を受けすぎてしまうということ「ダンスに没頭する4日間」より
ダンスに没頭する4日間2nd Seasonが無事に終わりました。 とっても濃厚な4日間でした。 参加者だけではなく講師も主催側スタッフも、全員が物凄い充実感と疲…
等身大の背伸び/舞踏探究 矢藤智子ソロダンス『余白』より
矢藤智子さんによる「人生初のソロ公演」は、非常に爽やかな劇後感のある公演だった。 等身大の背伸び、なんて書くとちょっと偉そうな感じがするけれども、終わった後に頭…
走ってどっかいこう/「RUNAWAY」
意外と馴染のないなえぼ 公演「RUNAWAY」にお誘いいただき、観劇してきました。 会場のなえぼのアートスタジオは実はこれまでご縁がなくて、行ったことがなか…
スタジオから生まれる無限の可能性/Origlnal Self 宮原由紀夫/鈴木明倫/茂呂剛伸/山木将平
三密を避けつつ、密度の濃いパフォーマンス ダンススタジオLOREで上演された公演にお誘いいただいたので、観覧してきました。 概要は下記の通りです。 「Origi…
どのように環境を創っていくのか/Kyoto Choreography Award 2020 後編
力のある作品によるトリプルビルでした 2日目のトップバッターは横山彰乃さんの「海底に雪」。 コンペとしてみたときに、衣裳から照明まで総合力が高いという印象で、K…
コンペティションの必要性を問う/Kyoto Choreography Award 2020 前編
コンテンポラリーダンスのコンペティションは必要なのか? 札幌プラットフォームとして2年続けて参加した「ダンスでいこう!」の最終プログラムである報告会、ダンスミー…
公演タイトルが後からひっそり馴染んできます「そして なるほど ここにいる」後編
久しぶりのダンス公演 前回はこれまでの経緯などについて少し書きましたが、今回は作品の中身について書いていきたいと思います。 冒頭のシーンはそれぞれの顔が隠れてい…
札幌のダンサーから引き出すせつ子さん/「そして なるほど ここにいる」前編
山田せつ子さんが札幌のダンサー達と育んだ公演 昨年はCONTE-SAPPORO Dance Centerが共同主催という形で参加させていただいた、日本を代表する…
人間とは何かに迫る80分の大作/OrganWorks「HOMO」
OrganWorksが形成する小さな社会 新型コロナウイルス感染拡大による非常事態宣言が迫る中、CONTEプロデューサーの森嶋も関わっているOrganWorks…
役者とダンサーの違い/きっとろんどん「発光体」
今回は演劇作品です 今回はダンス作品ではなく演劇作品です。その辺はあまり気にせず気づいたことを書いていこうと思いますが。 本作は表紙にも抜擢されていますが、…
ダンス作品と一般的なダンスの違い/ HDP公演「新たなる挑戦~NEXT ONE 2020~」
新たなる挑戦 NEXT ONE 2020について ダンサーの鈴木 明倫君にお誘いいただき、観てきました。 今回でなんと9回目とのこと、凄いですね。 この公演は非…
ダンスと演劇が対となる/in the Box vol.4「ひとときのおもい」
In the Boxについて 本作の振付・演出を担当された向井 章人さんにお誘いいただき、観てきました。 in the Boxはダンスと演劇、それぞれ男女ペアの…