ヨーロッパで活躍し続けてきたダンサー/振付家・大植真太郎さん
ローザンヌ国際バレエコンクールで大きなインパクトを与え、その後ドイツ、オランダ、スウェーデンと拠点を移しながらヨーロッパの第一線で活躍し続けてきた大植真太郎さん。
メジャーなダンスカンパニーでの経験から、フリ―ランスになってからのお話、そして自身で立ち上げたダンスプロジェクトのお話など、その膨大な経験はとても貴重な舞踊人生譚でありました。
個人的に、生きるということへの幅が広がるお話ばかりで、朝までインタビューし続けたいくらいでした(笑)
オスロへの移動完了!そして今回はいつもは抹茶味のキットカットだけ買っときゃお土産要らない派、があれやこれやと、貰ったお土産も合わせて大量の日本がオスロに着「あ、勿論それダメって物も入ってる」ので拡散しないで下さい
— C/Ompany 大植真太郎 (@IKITETAI) December 8, 2024
空港からの電車/スタジオ(泊)も独占し
時差ボケなければダンス観に行く pic.twitter.com/Q8OvEUUoLo
大植真太郎 / OUE Shintaro
おおうえしんたろう
1975年京都府出身
17歳で渡独し、バレエ界で若手の登竜門というわれるローザンヌ国際バレエコンクールでキャッシュプライス受賞。
ドイツ(ハンブルグバレエ団)、オランダ(NDT)、スウェーデン(クルベリーバレエ)等、有名なバレエ団でダンサーとして活躍し、世界30カ国以上のステージに立つ。
ダイナミックで躍動感のある肢体をダンサーとして認められると同時に振付家としても、ハノーバー国際振付コンクールにて最優秀賞、スカンジナビアグランプリ賞など、国際振付けコンペにて受賞多数している。
ダンスという枠にとらわれない破天荒な発想を併せ持ち、類いまれなる才能を評価されている。
現在、世界的に活躍する振付家シディ・ラルビ・シェルカウイからの信頼も厚く、彼の作品に関わりながら、近年「談ス」を発表し、ダンス公演としては異例の全国16都市28公演ツアーを行う。
そして2016年11月に談スシリーズvol.2『忘れろ/ボレロ』を発表する。
2018年には第三弾「凸凹しる」タイトル読み方を見る側に委ねるという全国ツアーを行う。
言葉と動き、私とあなた、舞台上で扱うものを最小限にしながら最大限に使い倒す手法を模索。
Dance and Arts Talk Session-DATS-
海外のダンス事情について(現在海外在住/以前に海外在住/日本在住だけど海外で活動している)ダンサーや振付家にインタビューする企画です。
ジャンルは主にコンテンポラリーダンス、舞踏、バレエなどの舞台芸術が中心になりますが、ジャンルにはあまりこだわらず少しずつ広げていければとも思っております。
インタビュー前半は無料公開しています
00:00
00:50 イントロ
01:48 01「バレエを始めたきっかけは お母さんの付き添いで・・・」
04:49 02「志望校に行けなかったことから バレエにのめりこむように」
08:28 03「17歳でローザンヌ国際バレエ コンクールに出場し、ドイツへ」
11:32 04「ハンブルグのバレエ学校に行って よかったこと」
13:28 05「バレエ学校を卒業し ハンブルクバレエ団に入団」
15:44 06「退団を考えた時にピナ・バウシュの オーディションを受けることになり」
17:52 07「ジョン・ノイマイヤーに退団を告げて、オランダへ」
19:44 08「ピナやNDT。当時のダンスシーン の勢いや空気について」
22:08 09「ハンブルクからNDT2。サラリーや 環境の変化について」
24:16 10「やりたいことはわからない やりたくないことはわかる」
26:03 11「NDT2を退団してフリーランスに そして、ビザの問題が・・・」
32:53 12「スウェーデンへの移住 マッツエックとの仕事など」
34:48 13「スウェーデンのダンスカンパニー のサラリー事情など」
35:52 14「作品についてヨハンインガーと 衝突、そこからの反省点」
39:06 15「言葉の問題、自身の作品づくり そして退団へ」
43:15 16「自身のカンパニーを立ち上げ 広がっていく活動範囲」
47:50 17「生活環境の変化、社会との関わり モノづくりについて」
51:42 18「シディラルビとの出会い 日本でのプロジェクト「談ス」」
54:24 19「ツアーで不在が多いことを 逆に活用した副業とは?」
57:54 20「ダンスを仕事にしないという 考えに辿り着く」
01:03:29 21「搾取する側に回りたくないという ことや自分の価値について」
01:09:05 22「やっぱり身体が大事 日々のトレーニングについて」
01:11:20 23「スウェーデン経済、社会の在り方 包容力や自己責任について」
01:14:50 24「これからの人に向けて いま、考えることの必要性」
01:22:46 25「大植さんからの提案 ZOOMの個人対談について」
【フル動画分の視聴方法】
本企画の内容を充実させて継続していくために、活動費のサポートをお願いしたく一部有料とさせていただいております。
PEATIXにて
一般 1,000円
●フル映像はこちらから↓
https://dats-oue.peatix.com/
CONTE Dance Productionについて
コンテンポラリーダンスや舞踏などの先鋭的な身体表現を軸に、舞台芸術や芸術祭の企画運営、アーティストのサポートやマネージメント、ダンスシーンの環境整備、広報やPR活動、芸術文化政策の勉強など浅く広く活動しています。
https://conte-sapporo.com/about