Discord Disco「無限回廊」

Discord Disco「無限回廊」

 

日時:
2022年
12月24日 14:00 18:00
12月25日 13:00 17:00

料金:
一般前売3,000円 当日3,500円
23歳未満2,000円
未成年1,000円
北海道コンテンポラリーダンス普及委員会会員 2,500円

※予約が定員になり次第受付終了。
 へんてこな作りにする予定なので、定員はかなり少なくなってしまうかもです。


チケット:
PEATIXにて販売中 https://mugen-kairou.peatix.com
上記でご購入いただけない場合はお問合せください。

 

問い合わせ:
dance@conte-sapporo.com
080-5591-0098

 

会場:
ターミナルプラザことにPATOS
地下鉄東西線「琴似駅」駅内B2F

出演:
大森弥子
河野千晶
東海林靖志
平原慎太郎
山木将平
ほか シークレットゲスト多数の予感!?

作・構想
森嶋拓

照明
秋野良太

音響
景井雅之

主催:
北海道コンテンポラリーダンス普及委員会
助成:
文化芸術創造支援事業「上質でゆとりのある作品創造のための稽古場支援事業」
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業

2020年年末にDiscommunication Disco(ディスコミュニケーション・ディスコ)という、ダンス×コメディをコンセプトとした作品を上演しました。


作品の中のひとつの縛りとしてセリフ=言葉をデジタル音源にし、音楽の代わりに言葉で踊るということから始めました。
セリフの連なりにより物語性が生まれますが、その言葉とは裏腹な身体を表出させることで、一つの事象に複数のレイヤーをまとわせたいというのが狙いでした。
つまりは、セリフに同調する身体、セリフと真逆に反応する身体、セリフに対して無反応な身体を作るという実験でした。


作品のテーマはタイトル通り「ディスコミュニケーション」です。
コミュニケーションの不一致やすれ違い。
人と人のディスコミュニケーションと、身体と言葉のディスコミュニケーションを重ねていきました。


もう一つの裏設定がメタバース(仮想現実)でした。
人と人、身体と言葉に加えて、仮想現実の中で強調される「デジタルとフィジカルのディスコミュニケーション」も加えました。


それと、漫画アプリを利用している中で「異世界転生」「死んでやり直し」という設定の漫画が最近増えていることを感じていて。
死んだら異世界に飛ばされるなり過去に戻るなりするのですが、今度は失敗ルートではなく、成功ルートを選ぶことで最短距離で成功し続ける、みたいな設定です。
ここに若い世代の「簡単に変えることができないどうしようもない現実と、そこからの逃避」「裏技で成功し続けたい、苦労することなく時短で最短ルートで成功したい」「成功することが目的化」という想いを勝手に感じていて(事実は違うかもですが)。


一方で勇者として最強の実力を得て異世界に転生したのに、戦わないで農夫になったり、隠居生活を送ったり、商人になったりで「社会の理想的成功ルートからあえて外れて、自分らしい生き方をしたい」という芯の強さを感じることもあり、そういった部分も何かしら反映できたらなぁ、と考えました。



今度のテーマは無限回廊です。
前作よりもはるかに閉鎖的な仮想空間の中で、discord(不和、不一致)を考えたいと思っています。
見た目の明るさと、テーマの暗さがうまく作用すると良いですよね(他人事のように言いますが)


私たちは普段、コンテンポラリーダンスや舞踏という先鋭的で実験的な踊りを取り上げています。
洗練されたエンターテイメントは「あー面白かった」でスッキリと終わることが多いのですが、尖った作品というのは心にねばねばとしこりが残るというか、見終わった後にめちゃくちゃ考えてしまったりします。
もちろん、何も考えずに「面白かった~」で終わりたい人もたくさんいるでしょうから、そして私だってそういう気分の時は多々ありますから、それはそれで良いと思うのですが。
私たちは思考する人のために作品を作っているといっても良いでしょう。


とはいえ、アートか、エンターテイメントか。
これはコンテンポラリーか、そうじゃないのか。


そんな議論は今回はどうでもよくて、とにかくおかしなキャラクター達に生き生きと作品を横断してもらい、見終わったあとに不思議な余韻が残る作品にしたいと思っています。
劇場の外に出た瞬間に、なんだか世界が少し違う風景にみえるようなクリスマスを提供できるように頑張りたいと意気込むのでした。