「RE/PLAY Dance Edit:札幌」出演者募集

写真:2019年マニラ公演(撮影:Claudia Enriquez)

2021年11月、札幌・コンカリーニョにて「RE/PLAY Dance Edit:札幌」を開催します。

この作品は、演出家・多田淳之介率いる東京デスロックが2011年に発表した『再/生』のダンスバージョンです。2012年京都初演から2019年まで、4カ国6都市(横浜・シンガポール・プノンペン・京都・マニラ・東京)でアジア各国のダンサーと上演を重ね、国際プロジェクトとして高い評価を得てきた作品です。

連続で繰り返されるポピュラーな楽曲、サドンデスで踊り続ける8人のダンサーの疲弊していく身体。ダンスの根拠も意味もなぎ倒していくその果てしない構造が、切実な「生」や混沌とした現代社会を浮き彫りにし、ダンスの概念を覆す問題作です。

2021年、国内ダンスネットワーク事業として再始動。第一弾となる札幌公演において、振付を創作し、出演する振付家やダンサーを募集します。キャリア・年齢・ダンスジャンルは問いません。奮ってご応募ください。

 

【募集締切】
2021年9月16日(木)必着

【募集対象】
全日程参加可能な振付家、ダンサーなど
※ダンスのジャンル・キャリア・年齢は不問

【予定スケジュール】
11月2日(火)〜4日(木), 6日(土)〜8日(月) 午後5時間程度
11月10日(水)〜14日(日) 午後・夜間

【オーディション】
日程:2021年9月19日(日)〜20日(月・祝) ※各120分

《第一次
①19日 13:00-15:00
②19日 16:00-18:00 
③19日 19:00-21:00
④20日 10:00-12:00  
※いずれかの回を選択

《第二次
20日 14:00-16:00

会場:生活支援型文化施設コンカリーニョ 
参加費:無料
選考:多田淳之介(演出家)、きたまり(ダンスドラマトゥルク)

《応募方法》
①規定の応募用紙(pdfもしくはwordファイル)を添付し、NPO法人Offsite Dance Project(info@offsite-dance.jp)までお送りください。
※件名を、「RE/PLAY Dance Edit:札幌」応募、としてください。
※ファイルに不備があった場合に備えて、メール本文にお名前と連絡先を必ず記載してください。
②受付完了のお知らせとオーディション参加要項のご連絡をします。

【特記事項など】
・出演にあたり、チケットノルマや参加費はありません。 
・出演謝礼の支給を予定しています。
・募集対象以外の方のご応募はお受けできませんのでご了承ください。

【公演概要】 
日程:2021年11月13日(土)・14日(日)各日1ステージ 
会場:生活支援型文化施設コンカリーニョ 
演出:多田淳之介
ダンスドラマトゥルク:きたまり
振付・出演:Aokid、オーディション選出ダンサーなど

プロデューサー:岡崎松恵/舞台監督:浜村修司/照明:岩城保/音響:小早川保隆 
制作・主催: NPO 法人Offsite Dance Project
共同製作:RE/PLAY Dance Edit実行委員会
制作協力:CONTE-SAPPORO Dance Center
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

+プロフィール

多田淳之介

1976年生まれ。演出家。東京デスロック主宰。古典から現代戯曲、小説、詩、ネット上のテキストなど様々な題材から俳優の身体、観客の存在を通じて現代を生きる人々の当事者性をフォーカスしアクチュアルに作品を立ち上げる。ダンサー、ミュージシャンとのコラボレーション、全国の学校や文化施設でのワークショップ、創作、人材育成も数多く手掛け、韓国、東南アジアとの国際共同製作も多数。2014年韓国の第50回東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。APAF(アジアパフォーミングアーツファーム)ディレクター、東京芸術祭プランニングチームメンバー。四国学院大学、女子美術大学非常勤講師。2010年〜2019年富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督。2015年度より横浜ダンスコレクションコンペⅠの審査員も務める。

きたまり

1983年生まれ。振付家・ダンサー、京都市在住。17歳より舞踏家・由良部正美の元で踊り始め、2003年より自身のダンスカンパニーKIKIKIKIKIKI主宰。2006年京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業。近年はマーラー全交響曲を振付するプロジェクトを開始し、2作目『夜の歌』で文化庁芸術祭新人賞(2016年度)を受賞。また長唄を使用し60分間ソロで見せる木ノ下歌舞伎『娘道成寺』、国指定重要無形文化財・嵯峨大念佛狂言のお囃子との共演『あたご』など、日本の伝統芸能を素材にした創作や、『We dance京都2012』『Dance Fanfare Kyoto』プログラムディレクターなど、ジャンルを越境した多岐にわたる活動を展開している。




+演出家からのメッージ

『RE/PLAY Dance Edit』再始動にあたり
2012年の京都に始まり、横浜、シンガポール、プノンペン、京都、マニラと過去の出演ダンサーに現地ダンサーを加えながら公演を重ね、すべての都市の出演者が集まった2019年の東京公演は、アジアの多様な身体から「ダンスとは?」「踊りとは?」を問い続けたこの作品の一つの集大成でした。札幌での『RE/PLAY Dance Edit』再始動のモチベーションは、これまでがグローバルだとしたらローカル、「札幌のダンスとは?」から始められればと思っています。もちろん正解が知りたいわけではありません。札幌のダンサー、パフォーマーたちと、ダンスとは?踊りとは?この土地で踊るとは?この土地以外で踊るとは?そこに見え隠れする「なぜ踊るのか?」というこの作品のテーマと向き合い、それぞれのこれからのための時間を、札幌のダンサーと、そして札幌の観客と過ごせればと思っています。どうぞよろしくお願いします。



+参考URL 
『RE/PLAY Dance Edit』特設サイト 
http://www.wedance.jp/replay/ 

『RE/PLAY Dance Edit』京都公演 ダイジェスト映像
https://www.dropbox.com/s/1eihlcu0sd5sm1e/190113_RE_PLAY%20DANCE%20EDIT_digest.mp4?dl=0
公演日:2017年11月25日-26日/京都 京都芸術センター



【問合せ先】
NPO法人Offsite Dance Project/E-mail: info@offsite-dance.jp