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舞踏基礎 田仲 ハル

毎週水曜日 19:00~20:20


「舞踏」は1960年代頃に日本で生まれた前衛芸術で、現在では日本よりも海外(特に欧州)で「BUTOH」として高い人気を得ているダンスのジャンルです。
フランスでは舞踏の観客よりも舞踏を踊りたい人の方が増えていっている程人気があるようです。

クラシックバレエなどの天上を目指す踊りとは真逆で、地面へのこだわりや低い姿勢など日本人の特性に合った動きが特長です。
踊りの技術や肉体の強度を全く必要としない訳ではありませんが、精神性を重視することもあり、現在舞踏クラスは若者から中高年の方まで幅広い方に受け入れられています。

舞踏基礎では、歩行法、擬態、下半身強化を中心に行います。
ただ歩くだけで人を感動させる、こういったことが舞踏では重要とされます。
肉体に精神性を宿らせ、表現を内側に内包させる訓練をしていきます。
丁寧に一つの動きにゆっくりとこだわる為、必然的に体幹力が身に付きます。

未だかつて知ることのない身体の謎を探って行きましょう。
身体の中に勃発している事件を感じて下さい。
あなたがここに存在している。
それだけでもう舞踏が成立しています。




田仲 ハル (Hal Tanaka)
舞踏家

1964年生まれ。1982年舞踏に出会う。
1983年北方舞踏派全国ツアーを経た後、ソロで各地で踊る。
1986年古舞族アルタイ旗揚げ公演に参加の後、活動を休止。
以降21年間休止。
2007年42才で活動を再開。
以後国内外の様々なアーティストとコラボレート。
谷川俊太郎をはじめベーシスト飯田雅春とのユニットなど、多くのダンサーや音楽家との共同制作も多数。
2010年”ダンスによるビル乗っ取り事件”主犯格としてマスコミに話題になる等、単に舞台空間にとどまらないユニークな活動を展開している。
2011年女性の舞踏ユニットさらば花園をプロデュース。

田仲ハル HP http://haltanaka.web.fc2.com/