DATS【海外ダンス事情特集】#3 篠原憲作 / SHINOHARA Kensaku(フリーランス/ Freelance)

アメリカで活動するフリーランスの振付家・篠原憲作さん

札幌出身の篠原さんは大学進学を機に上京し、そこでダンスや演劇を始めます。
その後は関東の大企業に就職しますが、仕事優先のライフスタイルに疑問を持ち、ダンスを志して単身ニューヨークに渡ることに。

ニューヨークでは学校に通いながら、アート寄りの実験的なダンスの現場に出入りをし、自身の活動の幅を少しずつ広げていきます。
その過程で学生ビザからアーティストビザ(O-1ビザ)、そしてグリーンカードを取得し、アメリカでの生活の基盤を築いていきました。

2024年現在は拠点を西海岸、主にLAに移し、アーティストとしての活動を続けています。

篠原憲作 / SHINOHARA Kensaku

札幌市出身、振付家。
アメリカを拠点にセクシャリティ、男性性、バウンダリー、排他性などをテーマに現代の社会問題に切り込む振付作品を制作する。

国際基督教大学(ICU)在籍中、モダンダンスと演劇に出会い作品を作り始め、2009年に渡米。
「強烈な切迫感」(Jen Norris)「重く、奇妙なほどに怒りに満ちているが、素っ気ないほどに滑稽」(ODC Dance Story)と評される振付作品はニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなどアメリカ各地、日本、またリスボン、トロント、クアラルンプール、台南など世界各地で発表されている。

New York Foundation on the Arts、Foundation for Contemporary Arts、ハークネスダンスセンターフェロー(アメリカ)、国際交流基金(日本)、ザルツブルグ・グローバルフォーラム(オーストリア)など、助成・レジデンスサポートを受賞。
パフォーマーとして岡田利規(チェルフィッチュ)作「部屋に流れる時間の旅」オフブロードウェイ初演、ディミトリ・シャンブラス & キム・ゴードン「take me home」、Daria Faïn の作品に参加、またCalvin KleinやGrand Seikoの広告出演も行っている。

国際基督教大学(ICU)教養学部社会学専攻卒業(文化人類学)
カリフォルニア芸術大学修士課程卒業(振付)学長奨励賞受賞

Dance and Arts Talk Session-DATS-

海外のダンス事情について(現在海外在住/以前に海外在住/日本在住だけど海外で活動している)ダンサーや振付家にインタビューする企画です。
ジャンルは主にコンテンポラリーダンス、舞踏、バレエなどの舞台芸術が中心になりますが、ジャンルにはあまりこだわらず少しずつ広げていければとも思っております。

インタビュー前半は無料公開しています

【無料部分】

00:00
00:49 イントロ
01:53 01「活動の場として、アメリカを選んだ理由とは」
06:09 02「どのようにニューヨークでキャリアをスタートさせたか」
09:45 03「Broadway Dance Centerのシステム、作品づくりについて」
12:36 04「実験的な身体表現を求めてBDC以外のコミュニティーへ」
15:39 05「Movement Researchという中間支援団体について」
19:10 06「アメリカの寄付文化について」
20:49 07「Judson Charchで毎週開催されているダンスの場について」

【有料部分】

29:13 08「学生ビザから0-1ビザ、そしてアーティストグリーンカードへ」
37:01 09「スポンサーになってくれたDaria Faïnとの関わり」
41:07 10「NewYorkの劇場事情やダンスコミュニティーについて」
43:31 11「アメリカにおけるコンテンポラリーダンスとは」
47:09 12「「誰にチャンスを与えるのか」政治性や人種性の影響など」
49:22 13「人種や背景による影響や自分との向き合い方の変化など」
53:36 14「いま創っている作品や活動について」
56:22 15「作品を上演する為にはどのようなプロセスが必要なのか」
58:38 16「キュレーターやプロデューサーへのアプローチについて」
01:00:38 17「サンフランシスコの公演会場や、上演オファーについて」
01:02:16 18「アメリカ以外の国での作品上演について」
01:05:05 19「日本ではどのように人間関係を構築しているか」
01:06:38 20「西海岸と東海岸の違い」
01:08:50 21「これからアメリカに来る人にアドバイスを送るとしたら」
01:15:07 アウトロ

【有料部分の購入方法】

本企画の内容を充実させて継続していくために、活動費のサポートをお願いしたく一部有料とさせていただきました。
このオンラインプログラムは短期間限定の公開という形ではなく、2035年くらいまで視聴できるように設定しました。
視聴方法は2通りございます。

 

1、単体購入

映像を単体で観たい方に向けたもの。視聴期間は2035年くらいまでです。
一般 1,000円
学生 500円
と、設定しようと思ったのですが・・・
思い直して、最初は一律500円から始めます!

●篠原憲作さんのインタビューの有料部分購入はこちらから↓
https://dats-shinohara.peatix.com

2、CONTE Support Membershipに加入して全ての映像コンテンツを見る

活動を応援していただけるメンバーシップです。
メンバーの皆さんにはサブスクのような形で、全てのコンテンツを見ていただけるようにしました。

一般 月額 880円
学生/未成年 月額 480円

今はまだ動画が少ないですが、これから増えてくると少しは還元できるのでは・・・と考えております。
皆様のサポートを心よりお待ちしております。

●メンバーシップの申し込みはこちら↓
https://conte-sapporo.peatix.com/subscriptions

CONTE Dance Productionについて

コンテンポラリーダンスや舞踏などの先鋭的な身体表現を軸に、舞台芸術や芸術祭の企画運営、アーティストのサポートやマネージメント、ダンスシーンの環境整備、広報やPR活動、芸術文化政策の勉強など浅く広く活動しています。
https://conte-sapporo.com/about