「佐川君からの手紙」公演情報 2020年11月28日~29日

北海道コンテンポラリーダンス普及委員会10周年記念公演
「佐川君からの手紙」

11月28日(土)29日(日)
14:00開演/18:00開演 計4回公演

一般前売3,500円 学生前売3,000円
当日は各500円増し、完売時は無し

ローソンチケット【 Lコード:18252 】
https://l-tike.com/
 

生活支援型文化施設コンカリーニョ
〒063-0841 北海道札幌市西区八軒1条西1丁目2−10 JR琴似駅徒歩2分 ザ・タワープレイス 1F

 

原作:唐十郎「佐川君からの手紙」
演出・構成:櫻井幸絵(劇団 千年王國)
出演:青木尚哉(zerO)石井則仁(山海塾)櫻井ヒロ(micelle)Syv Bruzeau、田仲ハル、浜田純平(OrganWorks)三木美智代(劇団 風蝕異人街)雪雄子
音楽:嵯峨治彦、鼓代弥生
照明:秋野良太(祇王舎)
音楽:景井雅之(matatabi records)
舞台監督:アクトコール
宣伝美術:田仲ハル
撮影:yixtape

主催:北海道コンテンポラリーダンス普及委員会
共催:(公財)北海道文化財団
助成:さぽーとほっと基金「長内芸術振興基金」、伊藤組100年記念基金
後援:北海道、札幌市、北海道新聞社
協力:天神山アートスタジオ、さっぽろアートステージ 2020 実行委員会、札幌劇場連絡会

櫻井幸絵 Yukie Sakurai(演劇)

脚本家・演出家。劇団千年王國代表
日本演出者協会会員。札幌座ディレクター。札幌大谷大学非常勤講師。 1999年劇団千年王国旗揚げ。以後、全作品の脚本・演出担当。神話や歴史を題材にした骨太な物語と、ミュージシャンやダンサーとの巧みなコラボレーションによるエンターテイメント性溢れる舞台が特徴。市民ミュージカル、オペラ等、音楽劇の演出も多数。 2011年に韓国光州広域市平和演劇祭に招聘。NHK BSプレミアムドラマ「神様の赤ん坊」のシナリオを担当し、TVドラマでも活躍。

受賞暦:平成17年度札幌市民芸術祭奨励賞。
若手演出家コンクール05・最優秀賞・観客賞。
遊戯祭07最優秀賞。
札幌舞台芸術賞演劇大賞(2009年「贋作者」・2011年「狼王ロボ」2013年「ローザ・ルクセンブルク」)。
サンピアザ劇場神谷演劇賞(2011年、2013年)など。

劇団千年王國 http://sen-nen.org/

photo Hiroki Nakatani

青木 尚哉 Naoya Aoki (コンテンポラリーダンス)
ダンサー・ 振付家。東京都あきる野市生まれ。16才よりダンスを始める。
加えて学んだボディーワークから 身体の構造を基とした自身のメソッド「ポイントワーク」(ポイントワークへのリンクを追加)を開発。
各地でワークショップを開催。
近年は一般的な社会における「ダンスの活用」に視野を広げ、小学校への派遣授業や、地域公共ホールとのワークショップ公演なども手がける。
秋葉原の古民家ギャラリー「海老原商店」と提携し、劇場外での表現活動にも積極的に取り組む他、音楽家や映像作家等の異ジャンルとのコラボレーションにも活動の幅を広げている。
音楽会、オペラ、映画の振付を担当するほか、演劇では身体と空間の関係性に拘ったステージングとして舞台製作にも携わっている。

https://zero-dance.com/

石井則仁 Norihito Ishii(舞踏)
振付家 / 舞踏家 / DEVIATE.CO芸術監督
 
1984年生まれ、東京都出身。
2007年よりソロ活動を開始し、現代人の肉体に宿る狂気と普遍性のある美をコンセプトに人間の心理に働きかけ、社会の真理を問う舞台芸術作品を作り続ける。
2013年ソウルインターナショナルコレオグラフィーフェスティバルにて当時の総合準優勝のJury prizeを受賞。その後、韓国・イスラエル・シンガポールなど多くの国で再演をおこなう。
2015年に同フェスティバルにて総合準優勝のSCFアワードを受賞。初の2度受賞という快挙を遂げる。
2010年 コンテンポラリーダンスの殿堂と呼ばれるパリ市立劇場を創作拠点とし、世界45カ国のべ700都市以上で公演をしている舞踏カンパニー山海塾に在籍し、自身の活動も含め25カ国70都市以上で公演を行う。2013年には国際交流基金賞を受賞。
近年では「卵熱」「HIBIKI」のソロパートも担う。
舞台という総合芸術に携わる中、空間美術に興味をもち2016年より空間美術展「がらんどうの庭」を開催。

http://norihitoishii.com/

櫻井ヒロ Hiro Sakurai(コンタクト・インプロビゼーション)

2014年、ダンサーの河野千晶と共に札幌では珍しいコンタクト・インプロビゼーションのユニットmicelleを立ち上げる。
百戦錬磨のゲストを迎えての即興数珠繋ぎシリーズ「Improveads」ではオーガナイザーを務め、これまで国内外の様々なアーティスト(勝部ちこ、鹿島聖子、ジャン・サスポータス、斎藤徹、クリストフ・エルブ、フランツ・ロリオット、横山裕太等…)を札幌へ招聘し、パフォーマンス、ワークショップを展開してきた。
子どもから高齢者、障害者まで参加できる「教文コミュニティダンス部」では、ファシリテーターとして参加者一人一人の身体の持つドラマに着目した作品創作ワーク ショップ等を行う。2013年にはダンス部員達と共に作った「13番目の月」を札幌コンカリーニョでJCDN「踊りに行くぜ!!」Ⅱvol.3にて上演。2014 年には京都芸術センター主催dance4all にて、全国公募作品の一つとして「あしあと」を再演した。
最近では演劇作品への振付、出演も数多く行うなど活動の場を広げている。

photo Christopher Oon

シヴ・ブリューゾ Syv Bruzeau(舞踏)

フランスで生まれる。
舞踏家として内観的な稽古、自然体験、痛み、多数のアーティストとのコラボレーションなどの体験から得たインスピレーションを空間に描き出す。
日本滞在中に舞踏と出会い、その後ヒマラヤでリゾーム・リー氏に師事しSubbody Butoh methodを学ぶ。
また、ニューヨークや日本では中嶋夏氏、和栗由紀夫氏、エイコ&コマ氏にも師事する。
彼女にとって舞踏とは光と影がある生命の踊りで、心によって課せられた判断、外見または制限から離れることができるものである。
想像的で革命的なプロセスのもと、舞踏は自由で無限の可能性をもち、反射と変換を助けてくれる。
舞踏はダンスの域を越え、彼女の身体と環境を繋ぐライフスタイルそのものとなっている。

田仲ハル Hal Tanaka(舞踏)

80年代頭より舞踏カンパニーに参加やツアーなど。
20年の活動休止の後、41才で再開。
谷川俊太郎との共演や、ビル乗っ取り公演の主犯格としてマスコミに話題になるなど、特異なキャラクターが注目され、近年は海外から共演のためにアーティストの来日が相次いでいる。
ポーランドの芸大やロシアの国立大人文学科の研究対象、ファッションブランドのモデル、世界的写真家イザベル・ムニョスのモデルなど活動は多岐にわたる。

photo yixtape

浜田純平 Junpei Hamada(コンテンポラリーダンス)

北海道出身。9歳からダンススタジオマインドで、HIPHOP、JAZZ、CONTEMPORARY等を学び、公演に多数出演。
横浜ダンスコレクション2016にて「若手振付家のための在日フランス大使館賞」を受賞し、2017年1月より半年間フランスでレジデンスプログラムに参加、7月に帰国。
帰国後はダンサー・俳優として活動し、数々の演出家・振付家の作品に出演している。
平原慎太郎・主宰OrganWorksに所属。

三木美智代 Michiyo Miki(演劇)

劇団 風蝕異人街 代表/女優
早稲田大学卒業 青年座研究所卒業後、東京での演劇活動を経て劇団 風蝕異人街 (札幌市)設立に参加
2005年より演出家・鈴木忠志氏による俳優育成プロジェクトに参加し、スズキメソッドを受講 鈴木忠志(SCOT)、宮城 聰(静岡舞台芸術センター)、中島 諒人(鳥の劇場)、カステルッチ作品出演など劇団外でも活動
2012.13年と韓国に招聘され無言劇に出演 高校での講座、一般向け演劇WS開催

雪雄子 Yuko Yuki(舞踏)

舞踏家。東京都目黒生まれ。1970年、暗黒舞踏の創始者土方巽に出合う。1972年、大駱駝艦創成に紅一点として参加。1975年、北方舞踏派(山田一平主宰)と共に山形県出羽三山麓へ移住。1984年、土方巽演出・振付の『鷹ざしき』で女鷹を舞う。1988~1992年、独舞踏『蝦夷面』(山田一平演出)をサンフランシスコなどで上演。北国の生命力を現出する舞踏家として高い評価を受ける。1993年秋、津軽へ移住。偶然のようにして出会う縄文をはじめ、津軽に息づく原初そのものの命との出会いを創作の原点としている。

近年では、2005年ウィーン・パリ・ワルシャワ公演、2007年サンクトペテルブル・モスクワ公演など、海外での活動も積極的に行っている。サンクトペテルブルグバレエホールでは神秘的でシャーマニックな舞い姿に1700人の観客が魅了された。少女から老婆まで、0歳から100歳までの身体感覚の中で舞う。

photo Toshihiro Ohtsubo

嵯峨治彦 Haruhiko Saga(馬頭琴、喉歌)

近年の舞台芸能化されたモンゴル音楽のみならず、元々の遊牧生活における音楽のあり方や古いスタイルの馬頭琴の奏法も学び、伝統と革新の間を柔軟に行き来しながら幅広い演奏活動を続ける。
また、アジア中央部の伝統音楽を、日本に伝来した新たな音楽としてとらえ、独自の表現を追求。

photo Seiji Yamagishi

鼓代弥生 Yayoi Kodai(波紋音、音具)

34歳から太鼓を始める。
コンテンポラリーダンス、舞踏、YOSAKOI、演劇、朗読、などの舞台やNHK北の文芸館で演奏を行う。
2012年第一回コンテンポラリージャンベ コンクール ソロ部門銀賞、2014年第二回コンテンポラリージャンベコンクール ユニット部門金賞・芸術賞・技術賞の三冠を受賞。
2014-2019年ガンケフェス(新得町)に参加。
2014年「木彫平面作品展 駅」(テンポラリースペース)
2020年「木彫平面とドローイング 水晶ラジオ」(ギャラリー門馬)と個展にて自主公演。
空間や動きへアプローチした音の出し方を追求している。

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